1月17日

あの日の朝方看護士さんの悲鳴が響いて突然病室が揺れ始め真っ暗になって病室中の呼吸器が左右に揺れて命綱である呼吸器が倒れないかと冷や汗が出た。なんとか倒れずに揺れが治まったが怖かった。部屋の仲間も「怖い!」と叫んでいた。それが阪神淡路大震災が起こった寒い朝の記憶だ。今でもちょっとした揺れがあるとあの日の恐怖が蘇って手が冷や汗で濡れる。神戸から離れた場所でもあの日の恐怖が消えないのだから神戸に住んでいた人は冷や汗どころじゃない一生の恐怖になるんだろうな。